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生計困難者に対する相談支援事業(香川おもいやりネットワーク事業)

(1)基本方針

 社会福祉法人として目に見える形で公益活動を実践するため、地域の支援を必要とする人に対する相談活動を活発化し、関係機関との連携を十分に行い、相談活動を行う中で、支援を必要とする人の心理的不安の軽減を図り、また必要な制度、サービスにつなぐこととする。そして、既存の公的制度につながるまでの間、必要に応じて現物給付による生活支援を行う。

(2)事業内容

① 相談・支援担当者の配置並びに総合生活相談活動

 総合相談・支援事業を実施するために、本会に地域におけるコミュニティソーシャルワーク機能を担う相談・支援担当者を配置し、地域で生活課題を抱える人の相談が起こった際に対応し、課題の解決に努める。

② 経済的援助

 支援を必要とする人からの相談を重ねる中で、経済的援助の必要性を判断した相談・支援担当者は、相談内容に関する資料を作成し、施設長に報告するものとする。施設長は、相談・支援担当者からの報告に基づき、関係機関と十分協議のうえ、経済的援助の可否を決定する。

③ 研修会への参加

 相談・支援担当者は、相談援助技術の向上を目的に、各種研修会に参加する。
 (ア) コミュニティソーシャルワーク実践者養成研修会
 (イ) 相談・支援担当者スキルアップ研修会
 (ウ) 相談援助技術研修会(事例検討会)